2015年02月20日

《鄙ぶりの踊り》譜面再生!

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三木音楽舎は、三木 稔作品の著作権管理や譜面の紹介、
また自社出版で楽譜の出荷をしています

生前の作品ジャンルは多岐に亘り、
声楽、オペラ、室内楽、管弦楽、そして邦楽作品へと広がります。
若い頃の作品は50年代60年代のものも多く、
出版に漕ぎ着けたものは印刷物として製品になっていますが、
名作でも機会がなかったものは直筆の複写で残っています。

1960年代の複写というと簡単ではなく、
70年代半ばになり“青焼き”の複写が広まったと記憶しています。
ガリ版のような印刷から複写が手軽になった時代でしたが、
インクに耐久力がなく、当時の複写物は歳月を経て色褪せています。
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先日、作品のお問い合わせを頂き調べますと、
三木の書庫には色褪せた青焼きしかなく困れ果てました。
そして一念発起で作業にかかりました。

丁寧な譜面で有名な三木の直筆は読みやすく人気があり、
現代のパソコンによる記譜より演奏しやすいと言われます。
そこで作業として、拡大した彼の譜面の音符を上から丁寧になぞり、
褪せた音符、五線、音楽表記、日本語の指示を書かれた時の様に再現しました。
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写真から色褪せた部分と上書きしている部分が解るでしょうか?
特上の復元ではないでしょうが、直筆を活かしながら、
演奏に耐えうる譜面に復活させるにはこれしかない方法です。

《鄙ぶりの踊り》は、1971年の作品で、尺八と十七絃箏の二重奏です。

読みやすくなり、製本、装丁も新たになりました。

大手出版の様に派手な装丁には出来ませんが、
丁寧に合理化した冊子でなるべく安価にて出荷しています。
是非お問い合わせください。

《 三木音楽舎 》 mikiongakusha@gmail.com
posted by ST at 23:33| Comment(0) | その他 | 更新情報をチェックする
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