公演の企画に参画しながら、自作品も上演する機会に恵まれる。
ドイツ6箇所の公演を終えて日本に帰る折、
箏の可能性を究めるべく自作の作曲に取り掛かる。
そしてできたのが、1969年の譚詩集 第一集である。
その後、新しい箏の改良に取り組み、
二十の絃を張った箏が出来上がると、
三木 稔の作曲の価値観は大きく変化した。
そして新たな譚詩集として 第二集「春」をまとめた。
5曲からなるこの曲集を
1曲ずつ新しくしています。
三木 稔の綺麗な譜面を生かし、
新装丁として発売します。
まず「芽生え」・・・

この曲こそ、大島渚監督の映画<愛のコリーダ>の
劇中テーマ曲として採用され、
奇しくも彼の代表映画曲とされました。
この始めの単音だけで、映画を思うファン、
三木の二十絃曲としての音楽を感じる方々。

大変嬉しいです。
たくさんの方に弾いていただきたいです。
ご連絡ください。
mikiongakusha@gmail.com