2017年10月02日

三木のストラヴィンスキー

いつの間にか秋深くなりました。

あちらこちらで三木 稔の曲を取り上げてくださり
大変有り難い事と思っております。

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先日、旅の友にと思い古い文庫本を持ち出しました。
この本は音楽之友社が昭和30年(1955年)に発刊した本で
I.ストラヴィンスキーの作品創作の周辺と作品評を中心に書かれた本です。

三木 稔の本棚にあったもので興味深く何度か読んでいます。
裏には三木 の紛れも無いサインがあり、
発刊してすぐに読んだとして25歳時分となります。
あたらめて読み進めると様々面白いモノを見つけますが、
彼が心に留めた事を書いたであろう箇所を読むと
ストラヴィンスキーに共感をしている部分も解ります。
「初演の際に大勢の民衆から非難されても自分の信念を曲げず、
姿勢を貫き通しながら次第に独自の価値を認めさせた」
と著述された部分の横に強く線が引いてあったりします。

ストラヴィンスキーの本を私が読んでいたのに、
そんな書き込みを見ているうちに、
三木 が感じたストラヴィンスキーを一緒になって
読んでいる気がして妙なモノです・・・

時折
譜面の問い合わせもあり、弊舎で取り扱いのもものは、
少し時間を要すものもありますが、
なるべく期待に応えられるよう努力しております。

これからも問い合わせも宜しくお願い致します。
お問い合わせは、
mikiongakusha@gmail.com
まで。
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2015年12月03日

徳島邦楽ルネッサンス 第1章

徳島邦楽ルネッサンス 第1章
邦楽と洋楽の止揚

2015年12月6日(日)
13:30開場 14:00開演

徳島あわぎんホール

三木 稔の作品<箏双重> <しおさい> <結Ⅲ> <3つの阿波のわらべ歌>
ほか、新曲も2曲上演いたします。
邦楽ルネッサンス表.JPG

東京から、また徳島の出演者も一緒に演奏します。
邦楽ルネッサンス裏.JPG
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2015年02月20日

《鄙ぶりの踊り》譜面再生!

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三木音楽舎は、三木 稔作品の著作権管理や譜面の紹介、
また自社出版で楽譜の出荷をしています

生前の作品ジャンルは多岐に亘り、
声楽、オペラ、室内楽、管弦楽、そして邦楽作品へと広がります。
若い頃の作品は50年代60年代のものも多く、
出版に漕ぎ着けたものは印刷物として製品になっていますが、
名作でも機会がなかったものは直筆の複写で残っています。

1960年代の複写というと簡単ではなく、
70年代半ばになり“青焼き”の複写が広まったと記憶しています。
ガリ版のような印刷から複写が手軽になった時代でしたが、
インクに耐久力がなく、当時の複写物は歳月を経て色褪せています。
hinaburi0.jpg

先日、作品のお問い合わせを頂き調べますと、
三木の書庫には色褪せた青焼きしかなく困れ果てました。
そして一念発起で作業にかかりました。

丁寧な譜面で有名な三木の直筆は読みやすく人気があり、
現代のパソコンによる記譜より演奏しやすいと言われます。
そこで作業として、拡大した彼の譜面の音符を上から丁寧になぞり、
褪せた音符、五線、音楽表記、日本語の指示を書かれた時の様に再現しました。
hinaburi2.jpg
写真から色褪せた部分と上書きしている部分が解るでしょうか?
特上の復元ではないでしょうが、直筆を活かしながら、
演奏に耐えうる譜面に復活させるにはこれしかない方法です。

《鄙ぶりの踊り》は、1971年の作品で、尺八と十七絃箏の二重奏です。

読みやすくなり、製本、装丁も新たになりました。

大手出版の様に派手な装丁には出来ませんが、
丁寧に合理化した冊子でなるべく安価にて出荷しています。
是非お問い合わせください。

《 三木音楽舎 》 mikiongakusha@gmail.com
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