三木 稔の譜面はいくつかの出版社に版権を預けて、
刊行されている譜面があります。
例えば合唱譜でしたらカワイ出版部、
邦楽関係は全音などが昔から何種も出して下さっています。
しかしながら浮世の紙離れも手伝い、
譜面業界はこれまでの業績を支えるのも大変で、
潤沢な在庫で期待に応える事が難しくなっています。
写真の譜面は全音から刊行されている譜面数冊ですが、
奥の初版の1970年代の譜面では
丁寧に表紙をパラフィン紙(ぶ~ぶ~紙〔
また真ん中の次世代は紙のデザインや質に拘っています。
譜面をハードカバーの書籍並みに大切に扱って欲しいという
売り手の気持ちが込められています。
流石に現代ではこのような処理も出来ず、
また表紙の紙に凝る様なコスト高の選択も不可能ですが、
音楽家、演奏家にとって譜面は無くてはならないものです。
譜面が手に入る事はありがたいですし、
欠かさず提供をしてくださる出版社は本当に有難いものです。
次の重版ではもうこのような表紙ではないと思うと、
この保管用の譜面も時代を感じさせる貴重な譜面に感じます。
