2019年09月05日

三木那名子永眠

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事後報告ばかりのブログになりますが、
本年5月5日に、三木稔妻那名子が永眠いたしました。
生前のご厚情に深く深く感謝申し上げます。

すでに50日祭も滞りなく行われて、
三木稔と同じ春秋苑のお墓で眠っております。

闘病もありましたが、
具合が悪化してきた今冬から様々な事もあり、
三木音楽舎としての目的「三木音楽の紹介」の部分において
大勢の方々からの楽譜などの注文に応えられないなどの失態も多々あり
大変反省もしております。

現在はすべて落ち着いて日常になっておりますが、
私的な忙しさも重なり、
演奏家の方々の期待に直ぐに応えられない事もありますが
三木稔の音楽を少しでも多くの方に聴いていただけるように
細々ですが丁寧に進んでまいります。

ご迷惑をかけた方々にお詫びを致します。
大変申し訳ございませんでした。

写真:
二人で和かに微笑んでいる写真ですが、
記録を見ると2009年7月とあります。
私がレンズを向けた10年前の夏の一時ですが、
たくさんの事を思い起こさせる貴重な写真になりました。
すべての関係者の方々の健康もお祈りして参りたいとも思います。

三木音楽舎 代表

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2018年12月08日

八年祭

12月8日
三木稔が亡くなって7年の日が過ぎました。

今日は、あちらこちらで声を掛けられて、
皆さんに三木を気に掛けて頂けていることに心より感謝をしております。

作曲家というのは稀有なもので、
過去の創作物が作品として生き続けながら、
本人が亡くなると、
作品は独り歩きして
その個人の人と成りを映す鏡となります。

三木稔、、、どういう人物? 、訊かれます。
優しくも厳しい人ですが、、、と答えながら、
あまり描き過ぎないのも大切と思います。

この日にあの時を思い起こす事、
大切に思って頂いている方が多いことに、

心より感謝しております。

これからも三木作品の価値を、
奢る事なく皆さんに紹介できる事が大切と思っております。

膨大な資料の中から、なんとか御注文に応えたいと思い
お待たせする事が度々あり忍びありませんが
そのままの三木を届けたいと思う次第です。

これからも宜しくお願い致します。

代表 榊原



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2018年11月06日

お墓参り 秋

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お墓参りに行ってきました。

前日までの秋晴れとは打って変わって曇り空

見上げた天の色と同じ
白い御影石にゆっくり水を浸し
入り口水場で見つけた小さなブラシで
結の文字の内側をゴシゴシと洗うと
少しは嬉しそうに
小さな溝に吸い込まれていきました

久しぶりの父に花を供え
パンパンと手を打ち
また来月と、命日を思いました。

このブログ更新も久しぶりですが
楽譜は皆様に要望されながら
少しづつお渡ししておりま。

滞る事も多いのですが
宜しくお願いします。

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2017年12月09日

三木 稔の命日

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12月8日は三木 稔の命日です。

2011年12月8日に81の生涯を終えてから、
6年の日々が経ちました。
仏教では7回忌ですが、
神道ですので5年祭の次は10年祭と数え、
今年は慎まやかなお墓参りです。

たくさんの演奏家、また愛好家によって
三木作品が演奏され歌い続けられていることに
心から感謝をしております。
1986年11月10日三木指揮写真-1.jpg
亡くなっても尚、名前を呼んで頂けるばかりではなく
作品という分身を舞台に上げてくださることは
彼にとっても本望でしょうし誠に幸せなことと存じます。

私たちにとっても毎日、毎回の演奏を楽しみにしますし、
彼の残した膨大な生涯を絶やすことなく次世代に繋ぎたいと
心新たになる日でもあります。
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素敵な献花を頂戴いたしました。
本当にありがとうございました。

これからも三木 稔 三木音楽舎共々
ご愛顧くださりますよう宜しくお願い致します。

代表拝
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2017年10月02日

三木のストラヴィンスキー

いつの間にか秋深くなりました。

あちらこちらで三木 稔の曲を取り上げてくださり
大変有り難い事と思っております。

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先日、旅の友にと思い古い文庫本を持ち出しました。
この本は音楽之友社が昭和30年(1955年)に発刊した本で
I.ストラヴィンスキーの作品創作の周辺と作品評を中心に書かれた本です。

三木 稔の本棚にあったもので興味深く何度か読んでいます。
裏には三木 の紛れも無いサインがあり、
発刊してすぐに読んだとして25歳時分となります。
あたらめて読み進めると様々面白いモノを見つけますが、
彼が心に留めた事を書いたであろう箇所を読むと
ストラヴィンスキーに共感をしている部分も解ります。
「初演の際に大勢の民衆から非難されても自分の信念を曲げず、
姿勢を貫き通しながら次第に独自の価値を認めさせた」
と著述された部分の横に強く線が引いてあったりします。

ストラヴィンスキーの本を私が読んでいたのに、
そんな書き込みを見ているうちに、
三木 が感じたストラヴィンスキーを一緒になって
読んでいる気がして妙なモノです・・・

時折
譜面の問い合わせもあり、弊舎で取り扱いのもものは、
少し時間を要すものもありますが、
なるべく期待に応えられるよう努力しております。

これからも問い合わせも宜しくお願い致します。
お問い合わせは、
mikiongakusha@gmail.com
まで。
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