2018年12月08日

八年祭

12月8日
三木稔が亡くなって7年の日が過ぎました。

今日は、あちらこちらで声を掛けられて、
皆さんに三木を気に掛けて頂けていることに心より感謝をしております。

作曲家というのは稀有なもので、
過去の創作物が作品として生き続けながら、
本人が亡くなると、
作品は独り歩きして
その個人の人と成りを映す鏡となります。

三木稔、、、どういう人物? 、訊かれます。
優しくも厳しい人ですが、、、と答えながら、
あまり描き過ぎないのも大切と思います。

この日にあの時を思い起こす事、
大切に思って頂いている方が多いことに、

心より感謝しております。

これからも三木作品の価値を、
奢る事なく皆さんに紹介できる事が大切と思っております。

膨大な資料の中から、なんとか御注文に応えたいと思い
お待たせする事が度々あり忍びありませんが
そのままの三木を届けたいと思う次第です。

これからも宜しくお願い致します。

代表 榊原





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2018年11月06日

お墓参り 秋

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お墓参りに行ってきました。

前日までの秋晴れとは打って変わって曇り空

見上げた天の色と同じ
白い御影石にゆっくり水を浸し
入り口水場で見つけた小さなブラシで
結の文字の内側をゴシゴシと洗うと
少しは嬉しそうに
小さな溝に吸い込まれていきました

久しぶりの父に花を供え
パンパンと手を打ち
また来月と、命日を思いました。

このブログ更新も久しぶりですが
楽譜は皆様に要望されながら
少しづつお渡ししておりま。

滞る事も多いのですが
宜しくお願いします。

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2017年12月09日

三木 稔の命日

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12月8日は三木 稔の命日です。

2011年12月8日に81の生涯を終えてから、
6年の日々が経ちました。
仏教では7回忌ですが、
神道ですので5年祭の次は10年祭と数え、
今年は慎まやかなお墓参りです。

たくさんの演奏家、また愛好家によって
三木作品が演奏され歌い続けられていることに
心から感謝をしております。
1986年11月10日三木指揮写真-1.jpg
亡くなっても尚、名前を呼んで頂けるばかりではなく
作品という分身を舞台に上げてくださることは
彼にとっても本望でしょうし誠に幸せなことと存じます。

私たちにとっても毎日、毎回の演奏を楽しみにしますし、
彼の残した膨大な生涯を絶やすことなく次世代に繋ぎたいと
心新たになる日でもあります。
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素敵な献花を頂戴いたしました。
本当にありがとうございました。

これからも三木 稔 三木音楽舎共々
ご愛顧くださりますよう宜しくお願い致します。

代表拝
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2017年10月02日

三木のストラヴィンスキー

いつの間にか秋深くなりました。

あちらこちらで三木 稔の曲を取り上げてくださり
大変有り難い事と思っております。

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先日、旅の友にと思い古い文庫本を持ち出しました。
この本は音楽之友社が昭和30年(1955年)に発刊した本で
I.ストラヴィンスキーの作品創作の周辺と作品評を中心に書かれた本です。

三木 稔の本棚にあったもので興味深く何度か読んでいます。
裏には三木 の紛れも無いサインがあり、
発刊してすぐに読んだとして25歳時分となります。
あたらめて読み進めると様々面白いモノを見つけますが、
彼が心に留めた事を書いたであろう箇所を読むと
ストラヴィンスキーに共感をしている部分も解ります。
「初演の際に大勢の民衆から非難されても自分の信念を曲げず、
姿勢を貫き通しながら次第に独自の価値を認めさせた」
と著述された部分の横に強く線が引いてあったりします。

ストラヴィンスキーの本を私が読んでいたのに、
そんな書き込みを見ているうちに、
三木 が感じたストラヴィンスキーを一緒になって
読んでいる気がして妙なモノです・・・

時折
譜面の問い合わせもあり、弊舎で取り扱いのもものは、
少し時間を要すものもありますが、
なるべく期待に応えられるよう努力しております。

これからも問い合わせも宜しくお願い致します。
お問い合わせは、
mikiongakusha@gmail.com
まで。
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2017年06月15日

羽衣 20年の気持ちが根付

羽衣は三木を中心に弟子や仲間にも作品参加をしてもらい
書き上げた作品です。

最初は1995年のモスクワでの日露共同制作による
オケのための舞台作品でした。
現在は邦楽アンサンブルと歌手による
音楽劇として多数公演しています。

もう10年以上前に邦楽化して
現在でも公演が続いています。

普遍的に優れたドラマ性と
リアルな言葉、時に幻想的な音楽で
上演の度に発見も多いものです。

小学校、中学校を周りながら、
子供達の反応に多くを学びます。
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posted by ST at 09:14| Comment(0) | 公演紹介 | 更新情報をチェックする