2017年06月15日

羽衣 20年の気持ちが根付

羽衣は三木を中心に弟子や仲間にも作品参加をしてもらい
書き上げた作品です。

最初は1995年のモスクワでの日露共同制作による
オケのための舞台作品でした。
現在は邦楽アンサンブルと歌手による
音楽劇として多数公演しています。

もう10年以上前に邦楽化して
現在でも公演が続いています。

普遍的に優れたドラマ性と
リアルな言葉、時に幻想的な音楽で
上演の度に発見も多いものです。

小学校、中学校を周りながら、
子供達の反応に多くを学びます。
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2017年04月04日

楽譜<鄙ぶりの踊り>

三木音楽舎では三木音楽の作品管理、
また著作権などに関する管理なども同時に行っています。

その中でも作品、つまり譜面に対する情報を
演奏者の皆さんにお教えしたりする事が大事で、
オーケストラから邦楽まで200以上ある作品は
大手の出版社では扱っていないものも多いです。

そんな作品は弊舎で扱うものですから、
稀なお問い合わせが来ると大慌てでも有り
少しお待たせをしてしまうことも多々あります。

古い作品はもう一度リニューアルさせ新装丁いたします。
そんな作品が冊子になるどホッとしながら
充実感もまた大いにあるのです。

<鄙ぶりの踊り>
この作品も古いものでしたので、きれいに整え、
できるかぎり見やすく直しました。
そんな苦労した新装丁が再注文されるととても嬉しいです。
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あちこちで演奏されると尚嬉しいです!
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2017年03月16日

誕生日!

本日は 三木 稔誕生日です!
生きていれば87歳ですね。

湿っぽくなく、楽し話で・・・。
こんな写真どうでしょう?
日付は「1991年10月19日」とあります。
1991年一生に一度のカラオケ!.jpg

還暦を越してすぐの頃、
生まれて初めて、ただ一度のカラオケ中の写真
という本人のコメントがあります。

今となっては聴かれない歌ですが、
若い頃に男声合唱に没頭した声ですので、
上手い!・・・と思います。



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2017年03月14日

箏譚詩集 第二集<春>新装丁(すこしずつ・・・)

1968年、38歳の時に男声合唱団に同行し、
公演の企画に参画しながら、自作品も上演する機会に恵まれる。

ドイツ6箇所の公演を終えて日本に帰る折、
箏の可能性を究めるべく自作の作曲に取り掛かる。

そしてできたのが、1969年の譚詩集 第一集である。

その後、新しい箏の改良に取り組み、
二十の絃を張った箏が出来上がると、
三木 稔の作曲の価値観は大きく変化した。

そして新たな譚詩集として 第二集「春」をまとめた。

5曲からなるこの曲集を
1曲ずつ新しくしています。

三木 稔の綺麗な譜面を生かし、
新装丁として発売します。

まず「芽生え」・・・
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この曲こそ、大島渚監督の映画<愛のコリーダ>の
劇中テーマ曲として採用され、
奇しくも彼の代表映画曲とされました。

この始めの単音だけで、映画を思うファン、
三木の二十絃曲としての音楽を感じる方々。
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大変嬉しいです。
たくさんの方に弾いていただきたいです。

ご連絡ください。
mikiongakusha@gmail.com




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2017年02月25日

オペラ<源氏物語>

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早いもので2月も終わろうとしています。

プレミアムフライデー!
なんてものがほぼ関係ない音楽文化業界におりますと
羨ましくもあり心配にもなり、
そしてその時間に公演に出向いていただきたいと
思う業界関係者も多いのでしょうね。

さて三木 稔の書籍ですが

オペラ「源氏物語」ができるまで
という本なのです。

2001年に発刊された彼のエッセイ集です。
最近読み返しまして、
とても内容もよく今でも色褪せない
三木作品ファンにとってはバイブルかもしれません。

まさしくオペラ「源氏物語」を書いている最中の
彼の周りの出来事ですが、
時代を超えて面白いことがたくさん書いてあります。

多分今では書店に並ぶことがないのかも知れません・・・

三木音楽舎にはまだ在庫がありまして、
これも無くなり次第絶版かもしれませんが、
是非!という方にはお分けしていきたい本です。

ご連絡をいただきたく思います。

2001年9月5日発刊
中央アート出版社
1800円

posted by ST at 11:52| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする